情報システムの非機能要求定義セミナー -非機能要求の明確化と合意のために-(研修会 / 東京都) |
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内容 | 情報システムの非機能要求は、機能面の要求以上にサービスレベルや顧客満足度、事業継続性に密接に影響する場合があります。にもかかわらず、非機能要求なるもののとっつきにくさ、捉えどころのなさから上流工程での十分な分析や合意形成がされないことも多いようです。 そこで、非機能要求とは何なのか、実現化方策を決める前に何を決めておくべきなのか、どのように評価・検証するべきなのかを改めて考えるための3部構成のセミナーを企画しました。 ◆日 時:2012年4月23日(月) 10:00-17:00 ◆会 場:社団法人日本情報システム・ユーザー協会 会議室(東京都) ◆講 師: 小浜 耕己氏(スミセイ情報システム株式会社 PMO部 統括マネージャー) 河野 太基氏(富士通株式会社 インテグレーション技術統括部(基盤技術グループ)) 細川 泰秀(社団法人日本情報システム・ユーザー協会 顧問) ◆趣 旨: 情報システムには、「このシステムで何ができるか」という機能面の要求とは別に、「このシステムは安心して快適に使えるか」といった別の視点の要求もあり、これを非機能要求と呼びます。 非機能要求は、機能面の要求以上にサービスレベルや顧客満足度、そもそもの事業継続性に密接に影響する場合があります。また、システムを構築し、維持するコストに大きく影響します。にもかかわらず、非機能要求なるもののとっつきにくさ、捉えどころのなさから上流工程での充分な分析や合意形成がされないことも多く、社会面を賑わすような失敗の原因になることも稀ではありません。 そこで、非機能要求とは何なのか、実現化方策を決める前に何を決めておくべきなのか、どのように評価・検証するべきなのかを改めて考えるための3部構成のセミナーを企画しました。 ◆内 容: 第1部 非機能要求とは…なぜ重要なのか 10:00~12:00 スミセイ情報システム株式会社 PMO部 統括マネージャー 小浜 耕己氏 ・モノを買う時に考えているはずのこと ・システムを作る(発注する)時に考えていないこと ・トラブルはなぜ起こったか ・非機能要求とトレードオフ ・企業戦略と非機能要求 第2部 やってみよう非機能要求定義~非機能要求グレードを使って~ 13:00~15:00 富士通株式会社 インテグレーション技術統括部(基盤技術グループ)河野 太基氏 ・非機能要求の合意形成 ・非機能要求グレードとは ・非機能要求グレードを構成するツール群 ・非機能要求定義のための3つのモデル ・モデルを利用した要求レベルの調整 ・非機能要求定義のハンズオン(疑似体験) 第3部 非機能要求の可視化と検証~JUAS UVCⅡの解説と活用法~ 15:15~17:00 社団法人日本情報システム・ユーザー協会 顧問 細川 泰秀 情報システムは機能が正しく動けば良い、と言う時代から使いやすくなければいけない、簡単に止まっては困る、レスポンスタイムが速くなければいけない等と非機能要件の定義が重要な意味を持つ時代へと変化をしている。一方でもっと日本の情報システムは単純化すべしとの指摘もある。JUASでは5年前にこの非機能要件をユーザー視点で整理分析し、その後ソフトウェア・メトリックス調査などを通じて指標化をし公開してきた。非機能要件とは何か、多くの指標の中で重要視すべきものは何か、その指標目標値はいくつで、どのフェーズで、どのようにして確保し検証してゆけば良いのかをご紹介いたします。 ・非機能要求にかかわる統計…わが国の情報システムの品質は? ・非機能要求を実現するためには ・ユーザーが検証すべき非機能要求項目 ・指標の設定と計測 ・要求から確認までの流れと勘所 ・計測手段を設計に組み込む ◆定 員:40名 ◆参加費:JUAS会員/ITC:31,500円 一般:39,900円(消費税込み、テキスト込み) |
開催期間 | 2012年04月23日 |
有料/無料 | 有料 |
種別 | 研修会 |
テーマ | 経営・管理 |
問い合わせ先 |
社団法人日本情報システム・ユーザー協会 TEL:E-mail: |
詳細ページ | http://www.juas.or.jp/seminar-event/open_seminar/detail.asp?SEMICODE=414222 |
情報提供機関 | 福井県産業情報ネットワーク |
更新日 | 2012年04月16日 |