情報システム開発の予防的内部監査(研修会 / 東京都) |
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内容 | 本セミナーでは、大手損保会社での各種の「新規の情報システム開発」に対してプロジェクト開発の世界標準である「PMBOK」を適用し、「情報システム開発の予防的内部監査」として一定の成果を挙げてきた事例をもとに、「システム開発に伴うリスクの顕在化を未然防止するための内部監査手法とその効果について説明します。 ◆日 時:2012年5月18日(金) 13:00-17:00 ◆会 場:社団法人日本情報システム・ユーザー協会 会議室 ◆タイトル: 情報システム開発の予防的内部監査 -PMBOKを活用したシステム開発に伴うリスク顕在化の未然防止のための内部監査- ◆趣 旨: 今日の企業には、新しい情報技術を積極的に活用して情報戦略を展開し、信頼できるサービスを提供することが求められています。こうした中にあって、情報システムの安定稼動は金融機関を初めとする企業への信頼の前提であり、情報システムリスクが企業の経営戦略の達成と業務活動に大きな影響を与えることは論を待ちません。こうした「新規の情報システム開発」には、「コスト」「品質」「納期」といったリスクの他に「所期の情報システム開発効果を発揮できないリスク」も潜在的に抱えていますが、こうしたリスクは非常に大きく、場合によっては会社経営を根底から揺るがすリスクに繋がることもあります。しかしながら、こうした「情報システム開発」のリスクを標準的なフレームワークで内部監査をするテンプレート・方法論がほとんどなかったのが現状です。 本セミナーでは、大手損保会社での各種の「新規の情報システム開発」に対してプロジェクト開発の世界標準である「PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)」を適用し、「情報システム開発の予防的内部監査」として一定の成果を挙げてきた事例をもとに、「システム開発に伴うリスクの顕在化を未然防止するための内部監査手法とその効果」について説明します。 ◆内 容: (1)情報システム開発体制とレビュー制度 (2)情報システム開発のリスクとプロジェクトマネジメント ・情報システム開発のリスク ・情報システム開発におけるJ-SOXの内部監査 ・情報システム開発の4大リスク(コスト、品質、納期、所期効果発現)への対応 (3)PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)の概要 ・PMBOKの概要 (4)情報システム開発の予防的内部監査の概要 ・PMBOK管理項目の内部監査への適用 (5)情報システム開発の予防的内部監査の着眼点 [1]統合マネジメント [2]スコープマネジメント [3]タイムマネジメント [4]コストマネジメント [5]品質マネジメント [6]人的資源マネジメント [7]コミュニケーションマネジメント [8]調達マネジメント [9]リスクマネジメント (6)着眼点を活用しての予防的内部監査の具体例 ・情報システムの予防的内部監査の着眼点を活用しての予防的内部監査をA例(うまくいったシステム)、B例(途中で開発を中断を余儀なくされたシステム)を比較して解説 (7)予防的内部監査実施における留意点 ・対象とする情報システム開発の規模と監査実施時期 ・PMBOK適用監査実施上の留意点 ◆講 師:田中 幸一(社団法人日本情報システム・ユーザー協会 セキュリティーセンター プライバシーマーク審査担当) 1974年東京海上火災保険㈱(現:東京海上日動火災保険㈱入社後、約30年間情報システム開発・運用・支援業務を担当し、その後約8年間同社の主任内部監査役として社内のJ-SOX監査、情報システム内部監査等を担当して2011年9月に同社を定年退職。公認内部監査人(CIA)。 ◆定 員:40名 ◆対 象:特にありません。 ◆参加費:JUAS会員/ITC:20,000円 一般:25,000円(消費税込み、テキスト込み) |
開催期間 | 2012年05月18日 |
有料/無料 | 有料 |
種別 | 研修会 |
テーマ | 情報化 |
問い合わせ先 |
社団法人日本情報システム・ユーザー協会 TEL:E-mail: |
詳細ページ | http://www.juas.or.jp/seminar-event/open_seminar/detail.asp?SEMICODE=414230 |
情報提供機関 | 福井県産業情報ネットワーク |
更新日 | 2012年04月16日 |