品質マネジメント実践講座~保守・運用編(東京都) |
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内容 | サービスマネジメントを行う際に必要である測定計画、実績の分析を中心に、客観的事実に基づいた意思決定を行うための具体的なノウハウを伝授します。 ◆日 時:2012年8月1日(水) 10:00-18:00 ◆会 場:社団法人日本情報システム・ユーザー協会 会議室 ◆趣 旨: 今般、システム保守・運用では、時代の変化に追従するシステムの要請(例:大型汎用機からオープン化など)に伴い、新たな課題が発生しています。 システム保守では、高品質な保守をいかに早く、安くするかという方法論と高度な保守技術者の必要性が課題となっています。また、システム運用では、ジョブ管理中心のオペレーション要員確保からオープン化に伴う機器構成変更、OSのバージョンアップ、パッチ対策、ミドルウェア、ウイルス対策など広範囲な技術力とマネジメント力を持った運用力の確保が重要となってきています。 ただし、信頼性・安定稼働を求めすぎるために、過剰な要員確保や、品質保証活動といった作業負荷をかけることは現実的ではありません。ユーザーが求めるサービスレベルを明確にし、その目標を達成するためのトレードオフを柔軟に行うことが要求されています。 本セミナーでは、[1]ユーザー満足度を高めるにはどうすれば良いのかを考察し、ユーザー満足度と、コスト、品質納期の関係を明確にしてきます。[2]サービスマネジメント組織の管理者が、客観的なコミュニケーションと情報に基づく意思決定の基礎を提供する管理指標の使い方、意思決定方法を習得します。具体的なケーススタディを通して、「測定の重要性」「客観的事実に基づいた意思決定の重要性」について理解を深めていきます。現在サービスマネジャーとして活躍されている方、保守・運用部門の管理担当者として活躍される方の講座です。 ◆内 容: なぜ、大規模障害はゼロにならないか 1. ITを取り巻く環境 2. 大規模障害の脅威 3. なぜ、大規模障害はゼロにならないか 4. なぜ測定が重要か 5. 測定目的 6. 測定の重要な概念 7. 測定の原則 8. 品質プロセス・モデル 第二章:品質計画(測定計画)(講義、ケーススタディ) 1. 品質計画の概要 2. 品質方針の検討 ・顧客満足度とは ・品質方針の展開 ・品質方針の具体例 3. 測定計画の準備 ・情報ニーズの特定と優先順位付け ・ケーススタディ1:情報ニーズの識別 ・測定量の選択と特定 ・ケーススタディ2:情報ニーズの対応付け ・業務プロセスへの統合 4. 主要な指標の活用方法 第三章:品質管理(実績の分析)(講義、ケーススタディ) 1. 品質管理の概要 2. 実績の分析 ・組織管理者は何を知る必要があるか ・実績の分析 ・データの収集と処理 ・実績の分析 ・測定分析モデルの活用 ・測定の実施 ・提言の作成 3. ケーススタディ3:実績の分析 ◆講 師: 中谷 英雄(なかたに ひでお) ㈱ピーエム・アラインメント 取締役ビジネスコンサルティング部長 PMI認定PMP 1958年、山口県生まれ。日本ユニシス㈱にて、エアライン座席予約システムなどの開発経験7年。 中央三井信託銀行にて、エアライン分野での開発経験を活かして、年金・証券分野でのプロジェクト・マネジャーとして大規模プロジェクトの指揮・監督、及び合併対応プログラムのPMO活動を行う。 また、社内の品質保証活動(PMBOKの適用、CMMの適用)、見積手法導入・展開に責任者として寄与、及びコンピテンシーモデル構築・導入推進、現在㈱ピーエム・アラインメントにて、企業向けにPMコンサルティング・サービス(PM教育、PMO業務支援、プログラム&ポートフォリオ管理エリアのシリューションを中心にセールス活動、導入支援・コンサルティングに従事)を行う。 JUAS QCD会員、米国PMI会員、IIBA会員、ItSMF会員、ドラッカー学会会員 監修:PMI 日本支部 「PMツールの実践的活用」プロジェクト 翻訳メンバー:PMIプログラムマネジメント標準 第2版 ◆定 員:24名 ◆対 象:ITサービス部門のご経験がある方、管理者を目指す方、保守・運用部門の管理担当者として活躍される方 ◆参加費:JUAS会員/ITC:31,500円 一般:39,900円(消費税込み、テキスト込み) |
開催期間 | 2012年08月01日 |
有料/無料 | 有料 |
種別 | 研修会 |
テーマ | 経営・管理 |
問い合わせ先 |
社団法人日本情報システム・ユーザー協会 TEL:E-mail: |
詳細ページ | http://www.juas.or.jp/seminar-event/open_seminar/detail.asp?SEMICODE=414088 |
情報提供機関 | 福井県産業情報ネットワーク |
更新日 | 2012年04月17日 |