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【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信

  • Date: Mon, 3 Aug 2009 10:00:00 +0900 (JST)

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【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信 vol.8 2009/8/3
 発行元: 株式会社ダイエイエコテック
(  HPアドレス:http://www.daieiecotech.co.jp/  )

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先日、ネットサーフィンをしていたところ
米オバマ大統領が始球式で着用したデニムが
「おやじデニム」と酷評されたとの記事がありました。
それらの声に対しオバマ大統領は
「私はどちらかといえばダサイ男。あのてのデニムは着心地がよい。
 もし大統領にタイトなデニムでかっこよく見せてほしいなら、悪いがそれは私ではない」
と答えたそうです。

単なるファッションの話題ではありますが、やはり「ブレない」姿勢に好感が持てます。

さて、あまり‘らしくない’天候が続いていますが、
カレンダーは8月に移りました。
蒸し暑く、体力も消耗しますので、
栄養、睡眠、と身体の自己管理をしっかりしたいですね。
そもそも体調がブレていては何も手につかないですから!

また、着心地よい服装で盛夏を凌ぐのも一つです。
自己流のクールビズに挑戦するのもよいかもしれません。



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1.経営がもっと楽しくなるプチ情報〔連載記事:4/7〕
   −「マーケティング」 市場の細分化、標的市場の設定

2.もっと知りたい!特集記事〔連載記事:2/4〕
   『緑の経済と社会の変革』よりピックアップ
   〜 テーマ? <次世代省エネ住宅・建築物の普及>について

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1.経営がもっと楽しくなるプチ情報〔連載記事:4/7〕
   −「マーケティング」 市場の細分化、標的市場の設定

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今回は「市場の細分化、標的市場の設定」です。
実作業では前回の「マーケティング目標の設定」と
今回の「市場の細分化、標的市場の設定」とは
同時並行で進んだり、前後したりするので、
困惑される方も多いのですが、
大切なことはこのステップで何をするのかを
シッカリとマスターすることです。

このステップでやることは
ねらいとする顧客層を決めることです。

中小企業の多くではこのアプローチがあまりできていません。
“売れるだけ売れ”、“とにかく足を運べ”という根性型営業スタイル、
目標(ノルマ)を課すだけの放漫営業スタイル、
実にいろいろなスタイルがありますが、
そのほとんどが顧客のことを見ていません。
ですから、このような中小企業の経営者の方に
マーケティングの話をすると、
理解ができず、ポカーンとしたり、
半信半疑になるようです。
極端な場合には
“営業はアレコレ考えるよりも足を使ってナンボや!”
と一蹴されてしまいます(笑)。

では具体的にどのように進めるのでしょうか。
情報収集が鍵になるのはこれまでにも伝えてきた通りなのですが、
他に大切なことはリサーチする情報項目を決め、
対象エリアや対象顧客群などに対し計画的に情報収集を進めることです。
その上で情報を分類・整理します(市場の細分化)。
分布や具体的な声などを見ていくと、
調査対象としたエリアや対象顧客群の趨勢や傾向が掴めてきます。

例えば、洋服や鞄などの販売店の場合、
ブランド重視のお客さんもいれば、
デザイン重視のお客さんもいます。
価格重視のお客さんもいます。流行を重視するお客さんもいます。
中にはショッピングにあまり時間を掛けられないお客さんもいるかもしれません。
店員さんとの話やお店の雰囲気を重視する方もいるかもしれません。

複数のニーズを持つお客さんもいれば、
洋服や鞄に全くこだわりのないお客さんもいるかもしれません。

こうしたニーズと自分の会社やお店の強み(例:製造業の場合はシーズ、小売業の場合は品揃え)とを照らし合わせ、
マッチングする顧客層にターゲットを絞ります(標的市場の設定)。
このステップが上手く進めば、
この後のマーケティング活動はもちろん、
販売活動での受注確度が格段に高まります。

もしこの時点で顧客層が薄く、
収益が見込めないのであれば、
会社やお店の運営方針を見直すことも必要かもしれません。
ニーズと強みがミスマッチングしている状況で頑張っても、
販売不振やコスト増加になり、
徐々に経営が苦しくなるだけです。
冒頭に紹介した企業ではこのミスマッチングが
起きていることが多いようです。

ですが、会社やお店の運営方針を見直すのは
非常に難しいですよね。
自社の強みや信じていることでも、
それを顧客が望んでいなかったりするわけですから。
見直すには
このように厳しい現実を受け入れなければならないときもあるわけです。
繰り返しになりますが、この決断がなかなかできないわけです。

やみくもに売上を追及するのではなく、
確実に売上が見込める市場(顧客層)で、
確実に顧客(注文)を獲る。
このような考えが経営のかじ取りをする方には必要です。

一度、どこかで立ち止まって
ニーズと強みがマッチングしているのか確認してみてはどうでしょうか?
またマッチングしていても、
次第にズレが生じるものです。
定期的にチェックするようにしたいものです。

さて次回はマーケティングの第5段、
「市場ポジショニング」です。



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2.もっと知りたい!特集記事〔連載:2/4〕
『緑の経済と社会の変革』よりピックアップ
〜 テーマ? <次世代省エネ住宅・建築物の普及>について
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今年4月に斉藤環境相が提言した『緑の経済と社会の変革』の中から
3つのテーマを取り上げて動向や周辺情報をお伝えしていきます。

今回は「緑の消費への変革」の章にある
<次世代省エネ住宅・建築物の普及>の項目に注目しました。
ここでは、
○住宅、建築物の断熱等の性能を向上(全ての新築住宅を・ビルを省エネ型に、外壁・天井・窓の断熱化)
○断熱リフォームの助成を行う地方公共団体への支援
○再生可能エネルギー(太陽光、太陽熱、燃料電池、ヒートポンプ)の設置支援
といった内容が挙げられています。

この中でもごく最近動きがあったのが、
太陽光発電の余剰電力を電力会社が買取る制度の具体案が
発表されたことですね。
欧州でも既に運用され普及に成果を上げていたことから
日本での普及促進の起爆剤としても期待されていました。
投資回収の短縮化が主要な目的となっているようです。

さて、内容を確認してみましょう。
□一般家庭における太陽光発電の余剰分を
電力会社が1キロワット時あたり48円で買取り。(従来の2倍の価格)
□買取期間は10年で、価格は10年間固定。
□買取のためのコストを賄うため、2010年4月から、l
電力を使用する全ての世帯、企業に電気代を上乗せする。
□一般家庭なら30円〜100円程度が想定されているが、
 ビル、産業界といった大口需要者ではかなりの額になりうる。

費用(初期投資費、メンテナンス費等)の回収年数の目安が関係各社から示されていますが、
あくまでサンプル値でしかありませんので、
各家庭に応じた想定値や条件などの把握が欠かせません。
導入を検討する際は業者任せにせず、
しっかり情報収集した上でのシミュレーションが必要ですね。

ところで、ヨーロッパ太陽光発電産業協会(EPIA)の報告書によると
2008年の導入ランキングは
1位 スペイン 2511MWp
2位 ドイツ 1500MWp
…
6位 日本 230MWp
(※ MWp:メガワットピーク(標準条件の状態に換算した太陽電池パネルの最大出力の単位))

しかし累積では
1位 ドイツ 5308MWp
2位 スペイン 3223MWp
3位 日本 2149MWp
と上位に位置しています。

ここ最近スペイン、ドイツで急速に導入が進んだ状況です。
日本では2005年で打ち切られた補助金制度が今年1月に再開される中、
政府からは2020年までに現状の20倍(2800万KW)に引き上げるとの目標が出されています。

“他事業から太陽光発電事業へのシフト”、“生産能力の大幅拡大”…など
製造各社等でも太陽光発電ビジネスに絡む動きがさかんになっています。

太陽は地球にとって生命の恵みをもたらしてくれる
なくてはならない存在であり、
再生可能で(繰り返し利用でき)、地球環境への負荷も小さい…
私たちの生活を潤すエネルギーとしても非常に魅力的なものです。

上手く利用することは地球に暮らす私たちにとって
大きなメリットとなるはずです。
そして今、経済面でもメリットが生まれる仕組みが求められています。
消費者としても、ビジネスマンとしても動向を見据えていきましょう。



「経営をもっと楽しく」

株式会社ダイエイエコテック

福井県越前市白崎町73-1-3

TEL. 0778-24-4624  FAX. 0778-24-4626

HP address:http://www.daieiecotech.co.jp/


コンサルタント/佐竹悟のブログ『再出発!経営コンサルタントの奮闘記』

(address:http://ameblo.jp/strength-of-its-numbers/)

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