オフセット・クレジット(J-VER)等の創出に係る事業者支援の開始 |
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内容 | 1.温室効果ガス排出削減・吸収クレジット創出支援事業について (1)オフセット・クレジット(J-VER)制度とは これまで、カーボン・オフセットには主に京都メカニズムクレジットが用いられていましたが、国内の排出削減・吸収活動によるクレジットを用いたいというニーズの高まりを受けて、環境省では、一定の基準を満たした信頼性の高いクレジットを認証する「オフセット・クレジット(J-VER)制度」を創設しました。 J-VER制度の活用によって、これまで海外に投資されていた資金が国内の温室効果ガス排出削減・吸収活動に還流することとなるため、地球温暖化対策と地域経済の活性化が一体的に推進されることが期待されています。 (2)支援内容 J-VER等の創出に資する事業であって、以下に掲げるものについて、支援を実施します。なお、本業務は、環境省から委託を受けたコンサルタント事業者が実施します。また、本事業と併せて、事業実施に伴う設備投資等への補助事業も実施しておりますので、併せて御活用下さい [1]プロジェクト計画書作成・妥当性確認支援 応募時点で策定済みの方法論(3.関連情報の気候変動対策認証センターHP参照)を活用した事業、または、「温室効果ガス排出削減・吸収クレジット創出支援事業」の補助事業において「新規排出削減・吸収分野開拓事業」として採択された事業を対象とし、今年度中にJ-VER制度に基づく妥当性確認(バリデーション)まで終了見込みの100事業者程度を目安に、プロジェクト計画書・モニタリングプラン作成指導、妥当性確認時の問い合わせへの対応、妥当性確認費用の負担(100 万円を上限に全額) [2]モニタリング実施・検証受検支援 プロジェクトの登録を受けた事業者のうち、今年度中に第三者検証を終える意思を有する100事業者程度を対象に、モニタリングに係る経費の支援(100万円を上限に全額※)、モニタリング報告書作成にあたっての指導、検証機関情報の提供、検証時問い合わせへの対応、検証費用の負担(100万円を上限に全額)のほか、オフセット・クレジット(J-VER)の買い手情報の提供を行います。 ※モニタリングに必要な設備、機材等の物品の購入費は支援の対象になりません。 (3)採択基準 案件の採択は、以下の項目を審査して決定します。 ・事業の実現可能性が高く、平成22年度中に、支援が完了する蓋然性が高いもの。 ・温室効果ガス排出削減量または吸収量(平成21年度から5年間)が大きいもの。 ・中小企業や農林業において、雇用効果が見込まれるもの。 ・事業の実施方法や創出されたJ-VER等の活用方法が先進的なもの。 ・他者による事業展開の可能性が見込まれるなど、事業の波及効果が高いもの。 ・生物多様性保全や3Rの推進等、温室効果ガスの排出削減・吸収以外の、副次的な環境保全効果が見込まれるもの。 ※温室効果ガス排出削減・吸収クレジット創出支援事業の補助事業に採択されている事業は優先的に採択します。 |
募集期間 | 2010年06月15日 〜 2010年06月25日 |
種別 | 助成金・補助金 |
問い合わせ先 |
環境省 地球環境局地球温暖化対策課 市場メカニズム室 室長:戸田 英作(6737) 室長補佐:塚本 愛子(6785) 担当:新中、西村(6041) TEL:03-5521-8354 |
詳細ページ | http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12610 |
情報提供機関 | 福井県産業情報ネットワーク |
更新日 | 2010年06月16日 |