オフセット・クレジット(J-VER)等の創出にかかる事業者支援第2次募集の実施について(お知らせ) |
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内容 | 環境省では、平成20年11月に、国内のプロジェクトにより実現された温室効果ガス排出削減・吸収量をカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証するオフセット・クレジット(J-VER)制度(以下「J-VER制度」という。)を創設しました。 これまでJ-VER制度では、約140件の温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトが登録され、約134,000tのクレジットが認証されております。 ただいま、第2次公募として、8月25日から9月30日まで公募を行います。 ◆支援内容 オフセット・クレジット(J-VER)制度を活用しJ-VER等の創出に資する事業であって、以下に掲げるものについて、支援を実施します。なお、本業務は、環境省から委託を受けた事業者が実施します。 [1]プロジェクト計画書作成・妥当性確認支援 応募時点で策定済みの方法論を活用した事業、または新規方法論の策定に資する事業として採択が見込まれる事業者を対象とし、今年度中にJ-VER制度に基づく妥当性確認(バリデーション)まで終了見込みの事業について、プロジェクト計画書・モニタリングプラン作成指導、妥当性確認時の問い合わせへの対応、妥当性確認費用の負担(100万円を上限に全額)を行います。 [2]モニタリング実施・検証受検支援 プロジェクトの登録を受けた事業者のうち、今年度中に第三者検証を終える意思を有する事業者を対象に、モニタリングに係る経費の支援(100万円を上限に全額)、モニタリング報告書作成にあたっての指導、検証機関情報の提供、検証時問い合わせへの対応、検証費用の負担(100万円を上限に全額)のほか、オフセット・クレジット(J-VER)の買い手情報の提供を行います。なお、昨年度に行われた「温室効果ガス排出削減・吸収クレジット創出支援事業」での事業者支援事業にて、モニタリング・検証受検支援を受けた事業は支援対象外とします。 ◆採択基準 案件の採択は、以下の項目を審査して決定します。なお、採択結果に関する質問にはお答えいたしかねますので、予めご了承下さい。 ・事業の実現可能性が高く、平成23年度中に、支援が完了する蓋然性が高いもの。 ・温室効果ガス排出削減量または吸収量が大きいもの。 ・中小企業や農林業において、雇用効果が見込まれるもの。 ・事業の実施方法や創出されたJ-VER等の活用方法が先進的なもの。 ・他者による事業展開の可能性が見込まれるなど、事業の波及効果が高いもの。 ・生物多様性保全や3Rの推進等、温室効果ガスの排出削減・吸収以外の、副次的な環境保全効果が見込まれるもの。 |
募集期間 | 2011年08月25日 〜 2011年09月30日 |
種別 | 助成金・補助金 |
問い合わせ先 |
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 市場メカニズム室 TEL:03-5521-8246 |
詳細ページ | http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14138 |
情報提供機関 | 福井県産業情報ネットワーク |
更新日 | 2011年08月26日 |