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スクラムネット メールマガジン

  • Date: Fri, 8 Mar 2013 18:00:01 +0900 (JST)

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メールマガジン スクラムネット No.10
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【配信元】福井県発達障害児者支援センター スクラム福井 

 3月になりました。もうすぐ暖かい春がやってきますね。春と言えば“花見”
の季節、足羽山や金ヶ崎、一乗谷などいろんな花見スポットがありますね。
今年はみなさんどこでお花見をされるのでしょうか。
 それではメールマガジンスクラムネット、10回目のリレーエッセイは 福井
大学医学部行動基礎科学領域(心理学)教授 安倍博先生よりお送りさせ
ていただきます。

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【リレーエッセイ第10回】
5大学大学院連合小児発達学研究科 副研究科長(福井校代表)
福井大学医学部行動基礎科学領域(心理学) 教授
安倍 博

 みなさんこんにちは。福井大学の安倍と申します。
 編集担当の友田先生から、これまでこのリレーエッセーを担当された方の
リストを見せていただいたところ、およそ大学人というのは世間が狭いのか
、福井大学の教員ばかりでバトンを繋いでいるようです。申し訳ありません
。今回も福井大学の教員である私が担当させて頂きます。
 大学院連合小児発達学研究科とは、平成21年に大阪大学と金沢大学、
浜松医科大学の3大学でつくられた大学院です。そこに昨年、福井大学と千
葉大学が加わり、5大学の連合大学院として新たに発足しました。正式な名
称はやたら長いので、ここでは省略して『連合小児』と呼びましょう。連合小
児は、「子どものこころの発達」について、とくに自閉症などの発達障害につ
いての専門家を育てるための教育研究機関です。大学院生として、主に学
校の先生、心理士の方、看護師や医師、さらには社会福祉行政に携わる
方を対象としています。福井校には現在3人の院生さんが所属されていま
すが、皆さん子どものこころの問題にとても熱い情熱をもっておられる方た
ちです。お仕事で忙しい中を、毎日のように講義を受け、学位を得るための
研究に熱心に取り組んでおられます。学位取得後は、それぞれの職場に戻
り、得られた知識をもとに現場で大いに活躍して頂けることを願っています
。
 さて、連合小児の宣伝はこれくらいにして(詳しくはホームページを見て下
さいhttp://www.med.u-fukui.ac.jp/ugscd/)、最近私がお手伝いさせて頂い
ている福井のアスペルガー児童・青年の会「クローバーの会」での学生ボラ
ンティア活動についてお話しましょう。クローバーの会は、福井県立大学の
清水聡先生が主催されている会ですが、会の詳しいことについては、清水
先生ご自身からいずれ紹介して頂きましょう。
 私は、医学部の学生有志を集めて、月1回のクローバーの会にボランティ
アとして参加しています。昨年入学した学生に、自閉症など発達障害に興味
を持つ学生がわりと多くいることに気づき、彼らを集めて何かできないかと考
えていました。そのとき上級生の学生からクローバーの会のことを知り、清
水先生にお願いしてボランティアとして参加させて頂くことになりました。学生
たちにとって、アスペルガーのお子さんと接することは、ほとんどはじめての
ことです。まだ数回のみの参加ですが、最初は不安そうにしていた学生たち
も、会のお世話をされている方から「役に立とうとするのではなく、自分自身
が楽しんで下さい」というアドバイスを頂いてからは、心から楽しく子どもたち
と接するようになっているようです。上級生の一人は、今年からスタッフとし
て企画にも参加させて頂くことになりました。すでにいくつかの計画を立てて
、どうしたら子どもたちに楽しんでもらえるか、一所懸命考えているようです
。
 実は、医学生のボランティア参加を清水先生にお願いに伺った際、これま
でにボランティアに参加した学生に医学生がほとんどいなかったこと、そして
以前から医学生にぜひ参加してもらいたいと思っておられたということをお
聞きしました。家族がお子さんの特徴に気づき心配して病院に連れて行って
も、医師がアスペルガーを知らないために診断をつけてもらえず、適切な治
療や支援を受けられないケースがまだまだあるとのこと。そういうご家族を
見て来て、医師を目指す人たちが、学生時代にアスペルガーの子どもたち
と一緒に何日か過ごす経験をしていれば、将来たとえ小児科医や児童精神
科医にならなくても、少なくともアスペルガーの特徴を肌で知っている内科
医や外科医になれる。そうなれば、多くの子どもたちやご家族の助けになる
のではないか、というお考えがその理由です。
 私は、医学部では、患者さんの“こころ”を理解できる、共感力の高い心情
豊かな医師を育てることを目標として医学教育に携わっております。多くの
医学生は入学時に、理想の医師像として「患者さんの立場に立った医師に
なりたい」と話します。しかし彼らに、「“患者さんの立場に立つ”ってどうす
ればいいの?」と尋ねると、答えることができません。 それを知るためには
、理論や技術だけでなく、経験することによって何かを感じ、気づくことが大
切であると、私は考えています。なので、清水先生のお考えはとてもよく理
解できます。私もこの活動を通じて、会の子どもたちやスタッフの皆さんと
ともに、一人でも多くの発達障害に理解のある医師を育てることができれば
と考えております。

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【保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント】

続いてお送りするのは保育士のための事例で考える発達障害児へのワン
ポイントです。園でのいろいろな活動のなかで、保育士さんたちが気がかり
になることも多いと思います。具体的な支援法を身につけるために、さまざ
まな事例を学習して取り込んでいくことも大切です。以下事例を参考に、少
しでもお役にたてていただければと思います。

Q:後片付けについて困っています。次から次へとおもちゃを出してくるので
後片付けができません。その場ですぐ注意をしてもなかなか片付けてくれま
せん。

A:「すぐに片付けなさい」「ちゃんと片付けましょう」と声をかけても、子ども
にはうまく伝わらないことが多いものです。「すぐに」というのが「いつまでな
のか」が曖昧なので、子どもにとっては5分後でも「すぐ」の感覚なのかもし
れません。「ちゃんと」というのも抽象的な言葉なので、もっと具体的にお話
するとよいかもしれません。
 「すぐに」という言葉の代わりに「時計の長い針が10のところになったらお
片付けの時間です」などとキッカケづくりをしたほうが自発的に行動しやす
いものです。
 「ちゃんと」という言葉の代わりに「青い箱のなかに入れましょう」などと、目
で見てわかるような具体的な話し方のほうが伝わります。
 お話に集中させたいときは、おもちゃ箱や本棚などにシートをかぶせて、
目から入ってくる刺激を減らすように工夫してみてはどうでしょうか。次から
次へとおもちゃを出してくるのは、目から入ってきた情報が刺激となり、衝動
的に行動していることが考えられます。そのため目から入ってくる刺激を減
らしたり、静かな場所に移動して音の刺激を減らしたりするほうが、より集中
しやすいと思います。
 片付け場所がわかるように目印をつけるのもよいと思います。ウサギやネ
コなど動物をモチーフにした目印や、赤・青・黄色など目立ちやすい原色系
の目印を使います。棚や机にそれらを貼り、あわせて片付ける物のほうにも
目印のシールをつけるなど工夫します。
 文字だけの目印だと分かりにくいので、イラストを添えたりして一目でわか
るようにすると子どもにも負担がかからず分かりやすくなります。
 そしてなによりも上手に片付けられたら誉めるようにしてください。誉めら
れると次の片付けの動機付けになり、自尊心の向上にもつながります。
  
◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆
【情報・話題提供】
社会福祉法人六条厚生会 松本ファクトリー より機関のご紹介がございま
す。

 社会福祉法人 六条厚生会は、「障害福祉事業」「介護保険事業」「保育
事業」というように福祉と医療分野にわたって幅広いサービスを提供してお
ります。
 障害福祉事業におきましては、主たる対象は精神障がいのある方々で、
事業種別は住まいの場の支援として「宿泊型生活訓練」「グループホーム」
、日中活動の場の支援として「通所型生活訓練」「就労移行支援」「就労継
続支援A型」「就労継続支援B型」、相談支援や支援機関の紹介を行う「相
談支援事業」、また精神科を専門とする「訪問看護事業」を運営しておりま
す。
 さて、松本ファクトリーは、平成23年4月1日に開設致しました。福井市松
本地区(えちぜん鉄道福井口駅より徒歩1分)にあり、高齢者施設「松本ホー
ムやわらぎ」が併設されております。事業は就労継続支援A型、就労継続
支援B型、就労移行支援の3つ。高齢者施設との併設という特色を生かし、
高齢者施設利用者の方々への食事提供、衣類洗濯、施設清掃を松本ファ
クトリーの作業として実施しております。現在、登録者数は3事業あわせ55
名。精神障がいの他、身体、知的、発達に障がいのある方も在籍しており
ます。なお、坂井市の方を対象に送迎サービスを実施しております。
 それでは、松本ファクトリーの各事業について説明させて頂きます。
就労継続支援A型は、雇用契約のもと福祉的なサポートを得ながら仕事の
継続、あるいは一般就労に向けてのトレーニングを行う目的をもっておりま
す。賃金は最低賃金を保障し、社会保険は雇用保険と労災に加入。その他
、皆勤手当等もあります。作業は高齢者施設への食事提供を主に行ってお
ります。
 就労継続支援B型は、作業を通して生活リズムの構築を図ることを主目
的とする事業所です。作業は、高齢者施設の洗濯作業を主としています。
 就労移行支援は、就職を目標に必要となる体力や持久力、対人技能や作
業力などをトレーニングすることを主とする事業所です。作業は、高齢者施
設の清掃作業を主に実施しています。
 以上のように、就労を支援する事業が3種あることから、仕事を希望する
方々の幅広いニーズに応えることができると考えております。
 また、支援については、職業生活あるいは通所の継続を図るという観点か
ら日常生活上の支援に力を入れております。生活支援員が担当を受け持
ち、定期的な個別面接を実施しております。面接を通し、挙がった課題に対
して、医療面・経済面・食事面等の支援を行います。
 ただし、このような様々な領域における支援を単一の機関で行うことは困
難でありますので、ご家族をはじめ、医療機関や行政機関、その他関係機
関の協力による支援が欠かせません。そこで、そのための仕組みづくりとし
て、全利用者に対しケア会議を定期的に実施しております。ケア会議では、
利用者の方々の目標の確認と必要な支援を検討することで、各機関が協
力して支援に当たる体制づくりを目指しております。つまり、目標を皆が共有
することによってはじめて、各々の役割分担が明確になり効果的な支援提
供がなされるものと考えているということであります。そして、これを継続す
ること。その積み重ねにより利用者の支援の質を高めていきたいと考えてお
ります。
 この度は、事業所紹介の機会を頂きまして感謝しております。今後とも利
用者の方々の望む生活の実現に向けて、皆さまに当事業所の取り組みへ
のご理解とご協力が得られるよう支援に努めて参ります。

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【セミナー・研修会などの案内】

それでは今年度開催予定のセミナー・研修会予定の情報についてお知らせ
いたします。

○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、発達障害のお子さんを育てられている親御さんたちの
集まりを定期的に開催いたしております。日ごろのお子さんの様子や子育
ての悩み、保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、親御さんの仲間
づくりのお手伝いができれば・・・と思っています。
主催:福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
3月13日(水):福井(県図書館)
3月14日(木):勝山(すこやか)
3月15日(金):敦賀(あいあい)
各会場とも10:00〜12:00までのお時間となります。
※詳しくは スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ をごらんください
。

○「子どものこころを守る〜いじめ〜・〜発達障害〜」 
主催:福井大学子どものこころの発達研究センター
日時:平成25年3月16日(土) 13:30〜16:40
場所:福井大学文京キャンパス
講師:和久田学氏
(大阪大学大学院連合小児発達学研究科特認講師、子どもの発達科学研
究所主席研究員)
講師:清水聡先生
(福井県立大学学術教養センター教授、福井大学子どものこころの発達研
究センター客員教授)
参加費:無料
お問合わせは 福井大学松岡キャンパス総務室運営係 まで
0776-61-8675
※詳しくは スクラム福井HP 他機関の研修のご案内 をごらんください。

○「発達障害の青年期意向の特徴と支援のあり方について」
主催:JDDネット福井、NPO法人はるもにあ
日時:平成25年3月24日(月) 13:30〜16:30 
場所:ユー・アイふくい
講師:清水聡先生(福井県立大学教授)
シンポジスト:竹澤賢樹氏(竹澤社会福祉士事務所)、熊谷香菜江氏(医療
生協相談室)、谷出一覚氏(足羽ワークセンターパステル)
参加費:無料
お問合わせは NPO法人はるもにあ まで
0776-97-5731
※詳しくは スクラム福井HP 他機関の研修のご案内 をごらんください。

○PECSレベル1ワークショップ(ベーシック) 
主催:ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン株式会社
日時:平成25年6月22日(土)・23日(日) 
場所:福井県中小企業産業大学校
講師:峯勇人(コンサルタント)
対象者:保護者や医師・教員など専門職者
基本料金:39000円
お問合わせは ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン株式会社 まで
093-581-8985

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発行 福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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