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空き家問題の方程式「空き家のコト」
- Date: Thu, 1 Oct 2026 09:00:00 +0900 (JST)
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▲ 空き家とひとをつなげることで まちの活性化を!
▲■▲ 空き家社会活動家のための空き家問題解決の方程式
「空き家のコト」
〜集落主体の空き家マッチングツアー〜
▼ NO.349 2026.10.01
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いつもメールマガジン「空き家のコト」をご覧いただき、ありがとうございます。
ふるさと福井サポートセンター
理事長の北山大志郎(きたやまたいしろう)です。
今日もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
講演会などで全国各地を回っていると、
「集落を主体とした空き家対策は、とても有効です」
という話をよくします。
ところが、特に行政のみなさんから返ってくるのが、
「そもそもうちには、地域をなんとかしなければ、という人がいないんです」
という言葉です。
だから、集落主体の空き家対策なんて無理。
空き家マッチングツアーなんてできない。
そう最初から決めつけてしまう方も少なくありません。
でも私は、必ずこう反論します。
「そんなことはないです」
自分が住んでいる村がどんどん疲弊していく。
空き家が増えて、人が減っていく。
その姿を見ながら、
「このままでいい」
「ほったらかしでいい」
と、本気で思っている人ばかりの集落なんてありません。
必ずいます。
「なんとかせなあかん」
と思っている人が。
ただ、その人たちは
「何をしたらいいのか」がわからないだけなんです。
私はずっと、そう思っています。
でも、この話をしても、なかなか信用してもらえません(笑)
ところが先日、
まさにそのことを改めて実感する出来事がありました。
9月27日(日)、地元福井県の福井市国見地区で、
ふるさぽがサポートしてきた「空き家マッチングツアー」が開催されました。
国見地区は、福井市といっても市街地から車で30分ほど離れた漁村です。
人口減少が進み、学校統廃合の話も浮上する中で、
「なんとか食い止めなければ」
という思いが地域の中にありました。
子育て世代に移住してもらいたい。
そのためには、まず住んでもらう家が必要。
そこで、その手段の一つとして選ばれたのが
「空き家マッチングツアー」でした。
今回が2回目のツアーです。
地域の結束力も強く、運営も本当にスムーズ。
私たちがほとんど手を出さなくても、
地域のみなさん自身で動いていく。
まさに地域が一丸となったツアーでした。
そして今回、会議の段階からNHKの取材が入っていました。
「国見地区の特集を組みたい」
ということで、ツアー当日も
朝から最後まで、ずっと撮影されていました。
その様子が、昨日、地元NHKのニュースで放送されました。
NHK ONEでもご覧いただけます。
https://www.web.nhk/tv/an/newssaurus/pl/series-tep-M2G2VJQ24Y/ep/6B59E9CNSB?fbclid=IwY2xjawUprdZleHRuA2FlbQIxMABwZG9mAWJyaWQRMTBzTTh4YlhHaDdnNzRtT0RzcnRjBmFwcF9pZBAyMjIwMzkxNzg4MjAwODkyAAEe9SiWsZl5Wnk82v0zj3B20ZZtqMzOiZxPK-rFrRtjp4Vt68Wtc8NQdwzEW4g_aem_Ka6fj5x4f-qri__qD5LJnQ
私はこの特集を見て、改めて確信しました。
私たちが行政のみなさんにいつも伝えている
「集落主体の空き家対策」
その源流にあるのは、制度でも補助金でもありません。
やっぱり、
「自分たちの地域をなんとかせなあかん」
という住民の思いなんです。
映像の冒頭に登場する国見地区の公民館館長、松井さん。
松井さんの地元への思いが、本当にひしひしと伝わってきました。
普段の松井さんからは想像できないくらい
熱い思いを語っておられます。
でも、これなんです。
どこの地域にも、こういう人は必ずいる。
ただ、その思いだけでは、なかなか次の一歩につながりません。
「なんとかせなあかん。でも、何をしたらいいのか分からない」
そこに一つの「やり方」を示す。
それが、空き家マッチングツアーなんだと思います。
さらに国見地区では、移住してきたみなさんにも
「この地域をなんとかしたい」
という思いがつながっています。
地域の人。
移住してきた人。
これから移住を考えている人。
そして空き家の所有者。
空き家だけをマッチングしているのではありません。
いろんな人の思いまで、マッチングしていく。
今回のツアーは、まさにそんな一日でした。
映像を見ていただくと分かりますが、
地元のみなさん一人ひとりの動きも素晴らしい。
受付時のサポート。
昼食時の参加者へのヒアリング。
そして最後には、移住者から参加者への手紙。
もう、これはドラマとしか思えない!
本当にいい空気の中で、ツアーは終了しました。
そして、すでに3回目も企画されています。
来年4月を予定しているそうです。
まさに「継続は力なり」です。
ツアーは、一回やって終わりでは意味がありません。
続けることで地域の中に経験が残り、
人が育ち、
次の人へとつながっていく。
ふるさぽがこれまで伝えてきたことを、
国見地区のみなさんがしっかり受け止め、
自分たちのものにしてくれている。
本当にうれしく思います。
「うちの地域には、なんとかしようという人がいない」
私は、やっぱりそうではないと思います。
必ずいます。
「なんとかせなあかん」
と思っている人が。
その人を見つけること。
そして、その思いを「具体的な動き」に変える方法を一緒につくること。
そこから、集落主体の空き家対策は始まります。
空き家マッチングツアーは、
空き家と人をつなぐだけのツアーではありません。
地域にある「なんとかせなあかん」という思いを見つけ、
その思いと人をつなぎ、
地域を動かしていく。
やっぱりこれは、
最強の空き家対策やな。
そんなことを改めて実感した一日でした。
最後に、もう一度NHK ONEのリンクを貼っておきます。
https://www.web.nhk/tv/an/newssaurus/pl/series-tep-M2G2VJQ24Y/ep/6B59E9CNSB?fbclid=IwY2xjawUprdZleHRuA2FlbQIxMABwZG9mAWJyaWQRMTBzTTh4YlhHaDdnNzRtT0RzcnRjBmFwcF9pZBAyMjIwMzkxNzg4MjAwODkyAAEe9SiWsZl5Wnk82v0zj3B20ZZtqMzOiZxPK-rFrRtjp4Vt68Wtc8NQdwzEW4g_aem_Ka6fj5x4f-qri__qD5LJnQ
ぜひご覧ください。
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お早めの視聴を!!
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