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空き家問題の方程式「空き家のコト」
- Date: Tue, 6 Oct 2026 09:00:00 +0900 (JST)
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▲ 空き家とひとをつなげることで まちの活性化を!
▲■▲ 空き家社会活動家のための空き家問題解決の方程式
「空き家のコト」
〜空き家マッチングツアーの集客〜
▼ NO.350 2026.10.06
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いつもメールマガジン「空き家のコト」をご覧いただき、ありがとうございます。
ふるさと福井サポートセンター
理事長の北山大志郎(きたやまたいしろう)です。
今日もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
先日、ある自治体の職員さんから電話をいただきました。
お話を聞いてみると、
「自分たちの地域でも、空き家を紹介するツアーをやろうと計画しています」
とのこと。
紹介する物件は確保できた。
地域の協力も得られそう。
ところが、
「集客がうまくいかないんです。何かヒントを教えてもらえませんか?」
というご相談でした。
実はこのメルマガでも何度かお伝えしていますが、
私は、空き家マッチングツアーの集客そのものは、
そんなに難しいことではないと思っています。
集客のキーワードは、
「地元ファンを探せ」
です。
どんな過疎地でも、その土地のファンは必ずいます。
旅行で何度か遊びに来た人。
その地域の名物料理が好きな人。
お祭りに毎年来てくれる人。
遠い親戚が住んでいる人。
昔、その地域に住んでいた人。
仕事や趣味で何度も訪れている人。
行政のみなさんが好んで使う言葉でいうと、
いわゆる「関係人口」です。
この「関係人口」を一つひとつ紐解いていく。
「この地域と、すでにつながっている人は誰だろう?」
「その人は、なぜこの地域に来てくれているんだろう?」
「その人の周りに、同じようにこの地域を
好きになってくれそうな人はいないだろうか?」
そうやって関係性をたどっていくと、
空き家マッチングツアーの集客につながっていきます。
これが、私たちが14年間やってきた中で見つけた一つの方法です。
逆に、ターゲットを絞らず、
「移住希望者、大募集!」
と広く告知すれば、
ある程度の人数は集められるかもしれません。
でも、私たちの目的は、
「ツアーに何人集まったか」
ではありません。
その地域を気に入ってもらい、
地域の人たちとも関係をつくり、
最終的に気持ちよく定住してもらうことです。
イベントとして盛り上がれば、それで成功。
というわけではないんですね。
だからこそ、
空き家マッチングツアーの集客は、
「人数」から考えるのではなく、
「関係性」から紐解いていく。
私はこれが一番いいと思っています。
さて。
ここまで書くと、
「北山さん、
ノウハウ全部しゃべってしまって大丈夫なんですか?」
と思われるかもしれません(笑)。
大丈夫です。
実は、ここまで答えをお伝えしても、
なかなか同じような結果にはならないんです。
なぜか。
足りないものがあります。
それは、
「根気」です。
今はSNSなどで、
一発バズれば何万人にも情報が届く時代です。
もちろん、それも一つの方法です。
でも、私たちがやっている集客は、
むしろその真逆かもしれません。
ファンはどこにいるのか。
その人とは誰がつながっているのか。
どうすれば、その人に情報が届くのか。
その人から、さらに誰につながっていくのか。
一つひとつ、
とにかく根気よくネットワークをつないでいきます。
正直、大変です(笑)。
しかも地域によって特色が違いますから、
「この方法をやれば絶対に集まります」
という単純なものでもありません。
でも、いろいろな情報を集めて、
「ひょっとしたら、ここからつながるんじゃないか」
と仮説を立てて動いていく。
違ったら、また別の方法を試す。
そしてまた動く。
チャレンジ、チャレンジです。
そうしているうちに、
あるところから、
「あれ?この筋道じゃないか?」
というものが見えてきます。
そこに、その地域ならではの「集客の道」があります。
冒頭にお話しした自治体職員の方にも、
こうした私たちのノウハウをお伝えしました。
ただ、残念ながら、
その場ではあまりピンと来ていただけなかったようで、
お話はそこで終わってしまいました。
まあ、それも仕方ありません。
私たち自身も、
最初からこの答えを知っていたわけではありませんから。
14年間、
うまくいったこともあれば、
まったくうまくいかなかったこともあります。
そのたびに考えて、
やってみて、
失敗して、
またやってみる。
そんな「チャレンジ、チャレンジ」の繰り返しの中から、
ようやく見つけ出した方法です。
だからこそ、この方法には自信があります。
ただ、何度も言います。
最後に必要なのは、
やっぱり「根気」です。
派手な方法ではありません。
一発で答えが出る方法でもありません。
でも、
「この地域を好きになってくれる人は、どこにいるんだろう?」
と考え続け、
つながりを一つひとつたどり、
最後までやり切る。
もしかすると、
「やり切ることができた地域だけが、集客を制する」
と言ってもいいのかもしれません。
みなさんの地域にも、
まだ見つけられていない「地元ファン」が必ずいるはずです。
ぜひ一度、
「募集をどうするか」ではなく、
「うちの地域のファンはどこにいる?」
というところから考えてみてください。
意外なところに、
空き家マッチングツアーの集客の入口が見つかるかもしれません。
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