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スクラムネット メールマガジン
- Date: Fri, 23 Jan 2026 18:00:00 +0900 (JST)
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メールマガジン スクラムネット No.162
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【配信元】福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
【もくじ】
1..... 発達障がいの事例から考えるワンポイントアドバイス
2..... セミナー・研修会などのご案内
3..... その他のお知らせ
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みなさま、寒中お見舞い申し上げます。
新しい年を迎え、早いものでもう1ヶ月が
経とうとしています。
今年も引き続き、みなさまのお役に立てますよう、
様々な情報を発信していきたいと思います。
2026年もスクラムネットを、
どうぞよろしくお願いいたします。
【発達障がいの事例から考えるワンポイントアドバイス】
「思春期を迎えたお子さんとのかかわり方について」
Q:自閉スペクトラム症の診断がある子どもがいます。
中学生になり、思春期も重なっているためか、
これまで以上にかかわりが難しく感じています。
家族との会話が減り、
家ではいつもイライラしているように見えます。
家庭内では、どのようにかかわっていくと良いでしょうか。
A:自閉スペクトラム症のあるお子さんが中学生になり、
思春期も重なって関わりが難しく感じているのですね。
思春期は誰にとっても不安が強くなる時期ですが、
発達特性のあるお子さんは刺激や変化に敏感なため、
不安がより高まりやすいと言われています。
また、他人の気持ちを読み取ったり、
想像したりすることが苦手なので、
「自分が他人からどう見られているのか」がわからず、
混乱し、不安やストレスが溜まりやすい時期でもあります。
そのため、周囲の大人がその特性を理解し、
思春期ならではの課題に取り組む際に
特有の困難さがあることを知っておくことが大切です。
家庭でできるサポートをいくつか紹介します。
・「イライラしているように見えるよ」など、
気持ちを代わりに言語化して伝える
・家族で特性への理解を共有し、声かけや対応のルールをそろえる
・抽象的な言葉より、具体的な行動で伝える
×「ちゃんとしなさい」
○「帰ったらまず10分休んで、そのあと宿題を30分やろう」
・小さな成功でも「できたね」と言葉にして
成功体験を積み重ねる
・学校の先生やスクールカウンセラー、親戚など
家族以外にも「相談できる大人」をつくる。
・一人の時間を「必要な休息」として尊重する
部屋にこもることは悪いことではなく、
安心を取り戻すための時間と捉えると良いでしょう。
家族との会話が減るのも、拒絶ではなく
「話すエネルギーが残っていない」ことが多いです。
また、思春期は自己否定が強くなりやすく、
発達特性がある子は、
特に失敗経験が積み重なりやすい傾向があります。
だからこそ、意識的に褒めてかかわることが
とても大切です。
今の状態は「親のかかわり方が悪いから」ではなく、
思春期と特性が重なって起きやすい自然な変化です。
お子さんが安心できるペースを尊重しながら、
家族が“安全基地”であり続けることが何よりの支えになります。
家族だけで抱え込まず、周囲の人にも相談しながら
かかわっていけると良いですね。
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【セミナー・研修会などのご案内】
今後開催予定のセミナー・研修会の情報について
お知らせいたします。
〇令和7年度「よりそい」親の会
〜不登校・ひきこもりのご家族向け〜
主催:福井市福祉健康部福祉政策課 福祉総合相談室よりそい
テーマ:福祉的就労のお話
日時:2026年2月15日(日)10:00〜12:00
場所:福井県社会福祉センター4階 第1技能習得室
対象:福井市にお住まいのご家族および支援者
参加費:無料
よりそいHP
https://www.city.fukui.lg.jp/fukusi/tifukusi/seikatu/p024798.html
〇足羽福祉会パステル 第2回 地域公開講座
主催:(福)足羽福祉会パステル
テーマ:若者の自立を応援するセミナー 〜やっぱり、仕事だ!!〜
日時:2026年2月21日(土) 10:00〜14:00
場所:足羽福祉会 本部
参加費:無料
対象者:就労に興味のある方どなたでも
締切:2月19日(水)
詳細はスクラム福井ホームページをご覧ください。
https://kjinkai.jp/facility/scrum-fukui
○映画『ノルマル17歳。−わたしたちはADHD−』
上映会 & シンポジウム
主催:福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
日時:2026年3月28日(土)14:00〜16:30ごろ
場所:福井県生活学習館ユー・アイふくい 多目的ホール
定員:200名ほど
参加費:無料
北宗羽介監督をお招きしてシンポジウムを開催します。
詳細はスクラム福井ホームページをご覧ください。
https://kjinkai.jp/facility/scrum-fukui
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【その他のお知らせ】
〇2025年度 自閉症e-サービス@ふくいより 研修会について
自閉症e-サービス@ふくいから2025年度の研修会につきまして、
スクラム福井のHP(下記URL)に掲載されておりますので、
ご覧ください。
https://kjinkai.jp/facility/scrum-fukui/
○不登校、ひきこもりに関する情報
その他、不登校、ひきこもりに関する情報は、
以下のリンク先から
直接閲覧ができます。
福井県 ひきこもり・不登校支援 情報サイト
(福井県HP)
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/soudansyo/hikikomori/hikikomorijyouhousite.html
〇「かおテレビ研究(視線計測研究)」への参加のお願い
主催:福井大学教育学部
かおテレビは、
人の顔や模様などの映像(2分間)
のどこをみているかを測定することで、
社会性を客観的に測定するモニターです。
この研究で、
「社会性の発達」に関連する事柄を明らかにできると考えています。
詳しくはスクラム福井ホームページをご覧ください。
https://kjinkai.jp/facility/scrum-fukui/
〇「養育者の脳研究」へのご参加のお願い
主催:福井大学子どものこころの発達研究センター発達支援研究部門
〜子育てがつらいと感じていらっしゃる養育者の皆様へ〜
本当は叩きたくないのに、子どもを叩いてしまう、
つい子どもに暴言を吐いてしまう、
このような経験をされている方は決して少なくありません。
暴力や暴言を望んでいるわけではないのに、
ついそうしてしまい、自分を責め、
苦しんでいる養育者の方も多くいらっしゃいます。
もしかすると、それは養育者ご自身が、
幼い頃にご両親から受けた心の傷の影響かもしれません。
私たちは、養育者の「脳」や「体」の仕組みに注目し、
つらい子育てを少しでも楽にできるようにと、
研究を進めています。
子育てがつらいと思っておられる養育者の方々に
ご協力頂けましたら、大変有難く存じます。
ご協力いただいた方には、謝金がございます。
詳しくは、子どものこころの発達研究センター発達支援研究部門
担当:倉田 fukuichibikko@gmail.comまで
ご連絡いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
〇発達障害情報・支援センターについて
※発達障害情報・支援センターでは、
発達障がい等のある方や、そのご家族向けの
情報を掲載しておりますので、ご覧ください。
発達障害情報・支援センター HP
http://www.rehab.go.jp/ddis/
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発行 福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ scrum@kjinkai.jp
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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