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スクラムネット メールマガジン

  • Date: Wed, 14 Feb 2018 18:00:00 +0900 (JST)

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メールマガジン スクラムネット No.69
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【配信元】福井県発達障害児者支援センター スクラム福井 




【もくじ】
1..... ちち☆ははサポートクラブ(福井市)中止のお知らせ

2..... リレーエッセイ
児童養護施設一陽・児童家庭支援センター一陽
里親支援専門相談員 明石秀美 先生 より

3..... 保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント

4..... セミナー・研修会などの案内

5..... その他のお知らせ



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【ちち☆ははサポートクラブ(福井市)中止のお知らせ】

皆さま、大雪へのご対応、
大変なことと存じます。
お見舞い申し上げます。

これから先、
大雪のピークは過ぎたかもしれませんが、
道の見通しは悪く、
落雪の恐れなどもありますので、
十分にお気を付けください。

また、2月16日(金)に
福井市で予定していました
ちち☆ははサポートクラブは
大雪のため、中止とさせていただきます。

なにとぞご了承くださいませ。



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【リレーエッセイ】

メールマガジン スクラムネット、
69回目のリレーエッセイは

児童養護施設一陽・児童家庭支援センター一陽
里親支援専門相談員 明石秀美 先生 より
お送りさせていただきます。



こんにちは。

越前市にあります
児童養護施設・児童家庭支援センター一陽で
相談員を務めております明石と申します。



みなさま、
児童養護施設をご存知でしょうか。

児童養護施設は
さまざまな理由で家族と離れて暮らさざるを得ないお子さんをお預かりし、
生活支援をはじめとした
子どもの代替養育を担う施設です。

このような施設などでの代替養育を狭義の意味で社会的養護といいます。

今日ではお子さんのケアだけではなく、
そのご家族や施設を退所した方への相談や自立に向けた支援、
地域支援など多機能が求められています。



もともと
児童養護施設の多くは
終戦後の孤児・浮浪児対策を目的として普及しました。

当時は、
より多くの子どもを収容できるよう
例えば学生寮のような形態が一般的でした。

こういった施設形態を大舎制といいます。


少ない職員体制で
たくさんの子どもを看ていかなければならなかったため、
一斉指示のもと時間的に管理せざるを得ない面もありました。

しかし、時代の流れとともに、
こうした形態での暮らしは見直され始めました。

1990年代には
日本でも子どもの権利条約が批准され、
虐待という観念について社会での認識が広がり、
2000年代以降には
児童養護施設への入所児童は、
年々被虐待児が増えてくるようになりました。


友田明美先生や杉山登志郎先生もおっしゃっているように、
被虐待児は発達障害に類似した様相を示し、
さらに、他者との関係性構築においても困難を示します。

こうしたお子さんの増加や社会状況によって、
施設での暮らしの在り方も子どもの人権に配慮され、
より家庭的な生活や
職員との愛着関係構築が重視されるようになってきました。


これらを実現していくために、
施設形態は大舎制から
生活単位がより小さな小舎制(ユニットケア/小規模グループケア)、
あるいは地域小規模施設(グループホーム)といった
より家庭に近い単位の形態に移ってきています。



このような社会的養護の過渡期を迎える中、
児童養護施設一陽は
小舎制施設として平成23年度に開設しました。

平成28年度には
本体施設から車で10分ほど離れた場所にある一軒家をお借りして
グループホームを開設し、
現在では本体施設35名、
グループホーム6名の計41名定員で運営しております。


本体施設はユニットケアを取り入れており、
5ユニットに分かれ、
1つのユニットに6〜8名の児童が在籍し、
各ユニットにつき4名の担当ケアワーカーが
交代で24時間子ども達のケアに携わっております。


他にも、
栄養士や調理士を中心とした食育スタッフ、
心理士を中心とした療育スタッフ、
家庭支援や地域支援を担うソーシャルワークスタッフなど、
さまざまな職員が直接的・間接的に子どもの養育に関わっています。



児童養護施設に附置している児童家庭支援センター一陽は
主に地域支援を担っています。

とくに地域から求められることは心理士による関わりです。


特徴的な取り組みとして、
施設児童が通う小学校へ週2回訪問し、
学校と施設をつなぐパイプ機能を果たすとともに、
学校から気がかりな児童としてあげられるお子さんへの
アプローチを行っています。

市の乳児健診にも参加し、
身体計測のお手伝いや
待ち時間の親子観察をする中で
気がかりなご家庭があれば
市とともにアプローチを行っていきます。


また、
児童相談所からも気がかりな家庭のお子さんへの
定期的な家庭訪問やカウンセリングの依頼を受けております。

さらに、
ショートステイ・トワイライト事業として、
ご家庭のニーズに合わせた
お子さんの一時預かりの受け入れも行っています。


他にも、
ペアレンティングトレーニングや学習支援、性教育など
職員の専門性や施設機能の強みを活かして、
施設内外のお子さんやご家族に関わらせていただいております。



また、
越前市の有志の方々が主催している
『みんなの食堂』実行委員会に参画し、
運営のお手伝いを行うとともに
入所児童にも参加を促し、
地域との積極的な交流を図っています。


『みんなの食堂』は、
全国で展開している『子どもの食堂』にヒントを得たもので、
子どもだけではなく、
高齢者の方や子育てをしている親御さん、学生さんなど…
支援者・被支援者という枠を超えて
いろんな世代のいろんな立場の方々が
食堂の中で自分の役割をもって参加しています。



こうした取り組みの中で、
多くの子どもさんやご家族の方々との出会いをとおして、
本当にたくさんのことを学ばせていただいております。


出会った親御さんやお子さんのお話を聞くと、
そういった背景の中で一人あるいはご身内の中で
苦しみを抱え込んでしまっている印象を受けます。

家庭における虐待、貧困、孤立、漂流、排他などの
負の連鎖が社会問題となっていますが、
実際に育てにくさを抱えるお子さんもいらっしゃいますし、
育てにくさが虐待につながったり、
負の連鎖の中での育ちが育てにくさにつながったり、
そういった単一的なことだけではなく
いろいろな要因が複雑に絡まって
回復の足掛かりが見つからないまま、
まさしく負の連鎖が繰り返されているのだと思います。

しかしながら、
子育てに関するニュースを見たり、
いろいろな方の話を聞いたりしていると、
確実に子どもを育てづらい環境や社会があるように感じますが、
そうした連鎖に嵌っていくことが
当事者責任であるかのように論じられる風潮も
否めないように感じます。



現在、
社会的養護は里親さんと呼ばれる方々の活用を
主流にしていく方針を示しています。

『家庭的養育よりも家庭養育』
これは理想ではありますが、
家庭養育で苦しみを抱えて
最終的に親子分離=施設入所につながっていることを鑑みれば、
里親家庭であろうと、
実家庭であろうと、
まずは親御さんや保護者となる方々が
お子さんを安心して育てられる環境や体制を
整えていく必要性を強く感じます。


これからも出会う方々と真摯に向き合い、
ひとつのご家庭あるいは一人で抱え込まれている困難を共に担いながら、
そのご家庭やお子さんの力を信じて
当事者ニーズに寄り添った支援を確立していきたいと思います。



児童養護施設一陽・児童家庭支援センター一陽
里親支援専門相談員 明石秀美



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【保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント】

続いてお送りするのは
保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイントです。

園でのいろいろな活動のなかで、
保育士さんたちが気がかりになることも多いと思います。
具体的な支援法を身につけるために、
さまざまな事例を学習して取り込んでいくことも大切です。

以下事例を参考に、少しでもお役にたてていただければと思います。



Q:強い偏食の傾向がある自閉症スペクトラムの3歳児です。

家では、
決まったやわらかいスティックパンを好んで食べます。
白ごはんだけでは食べません。

ふりかけをかけたり、海苔巻きをしたりすると食べます。

やわらかいハンバーグ、フライドポテト、
フライドチキン、お菓子は食べますが、
魚や野菜、果物は食べません。

お茶よりジュースを飲みたがります。

このような状況ですから、
保育園での給食もなかなか食べられません。

どのように支援していけばよいでしょうか。



A:偏食や食わず嫌いは、
自閉症スペクトラムのこだわりの1つでしょう。
でも、日々の保育の中で毎日取り組んでいけば、
食べられる物が増えたり、
偏食が無くなったりする子もいます。

3つほど支援のポイントをあげてみます。


1.
なかなか箸が進まないお子さんでも
おなかがすけば、何か食べ始めるものです。

保育園では、散歩や外遊び、
保育園のホールでの活動などで
十分に体を動かしましょう。

なかなか食べなくても、
お昼寝近くまで待ってみます。
空腹だと1つ1つ食べるようになる場合があります。

家庭では、早寝早起き、
朝ご飯などの基本的な生活習慣を整えてもらいましょう。
また、ジュースよりお茶を飲ませ、
お菓子をあげすぎないように伝えましょう。



2.
固形物やドロドロしたものは嫌いなど、
苦手な感覚を持つ場合もあります。

食べない理由を考えて、工夫してみましょう。

一口の量を少なくしたり、
固形物も小さくしたりして、
飲み込みやすくしましょう。

しっかりかまずにチュチュと吸っているだけの場合があるので、
もぐもぐとしっかり噛むようにうながしましょう。



3.
保育園でみんなと食べる給食は、
食習慣を身につける大切な時間です。

「いただきます。」
「ごちそうさま。」のあいさつをして
楽しく食べることを経験させていきましょう。

お友達がきれいに食べきるところを見て、
自分も食べる!と意欲がわく子もいます。

食べることが出来たら、ほめてあげましょう。

食べられたものを、家庭にも知らせましょう。
親は喜んで、
家庭での取り組みにも協力的になるはずです。



このようなことを、
保育園と家庭で協力しながら取り組んでみてください。
偏食は、なかなか治らないものです。
無理強いをしないようにして、
少しでも食べる楽しみを感じられるように
工夫してみましょう。




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【セミナー・研修会などのご案内】

それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。



○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障害のお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。

日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。


主催:福井県発達障害児者支援センター スクラム福井

平成30年
2月24日(土):小浜(サン・サンホーム)

参加・ご利用時間は10:00〜12:00までのお時間となります。

※詳しくは
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
をごらんください。



○パラレル講演会
発達障がい支援セミナー
基礎から学ぶ支援方法 
主催:敦賀市子ども発達支援センターパラレル
日程:平成30年3月4日(日) 13:30〜16:00
場所:粟野公民館 大ホール
講師:山口陽一 氏(パラレル)
定員:100名(先着順)
参加費:300円(資料代として)

※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修のご案内
をごらんください。



○ASD新入生大学生活準備プログラム
主催:大阪大学キャンパスライフ健康支援センター
日程:平成30年3月23日(金)・26日(月)・28日(水)
場所:大阪大学豊中キャンパス
内容:模擬授業やキャンパスツアー、セミナー、相談会など
対象:大学進学(本学でなくても構いません)を予定している
ASD傾向のある学生で、本プログラムに全日参加可能な方 

参加費:無料(定員30名)
申込:3月12日までにメールにて申し込み

※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修のご案内
をごらんください。



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【その他のお知らせ】

○「就コミュ」のご案内

就コミュ! は
インターネット上で
職場でのさわやかなコミュニケーションのポイントを
遊びながら学ぶサイトです。

国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」の
助成を受けて
日本設備管理学会 就労支援技術研究会にて
開発されたサイトです。

ゲームの主人公の立場で、
就職活動や職場でのコミュニケーションを疑似体験できます。
どのような話し方が相手に好印象を与えるか、
考えながらチャレンジしてみましょう。

就コミュのサイトは
http://www.syucom.org/ をごらんください。



○MRI検査の母とお子様の協力者を募集
福井大学子どものこころの発達研究センター
(福井大学医学部附属病院)では、
子育て中の『お母さん』が
意図せずとも発揮している『脳の働きの不思議』を
MRI検査で調べる脳科学研究への参加者を募集しています。 

※詳しくは http://tomoda.me/resources/Youikunou_MRI_recruit.pdf を
ごらんください。



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発行 福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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