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スクラムネット メールマガジン

  • Date: Fri, 24 Jan 2020 18:00:01 +0900 (JST)

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メールマガジン スクラムネット No.92  
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【配信元】福井県発達障害児者支援センター スクラム福井 



【もくじ】

1..... 発達障害の事例で考えるワンポイント

2..... セミナー・研修会などの案内

3..... その他のお知らせ



◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


新春を迎えましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

正月休みも終わり、
そろそろリズムを取り戻し始めてきた頃
ではないでしょうか。

また新しい1年を、
充実させたいものですね。


本年もどうぞよろしくお願い致します。


それでは、
発達障害の事例で考えるワンポイントです。



【発達障害の事例で考えるワンポイント】

対人援助の基本は
自己理解と他者理解、そして
数々の事例から
実践例を学ぶことだと思います。

以下事例を参考に、
少しでも学びのお役に立てれば、と思います。



Q:中学1年(発達障害の診断を受けている)の
息子のことです。

これまで学習や生活の面で
いろんなことを手伝ってきましたが、
もう中学生になったので、
これから先のことや自立のことも考えて
見守ってみるようにしました。

すると、
寝ぐせがついたまま登校したり、
忘れ物が多くなったり、
宿題には取り組みますが
宿題以外の勉強にはまったく取り組まず
ゲームをする時間が増えています。

このまま見守ることを続けても
大丈夫でしょうか?


A:将来の自立に向けてや
息子さんの成長に合わせて、
かかわり方を変えていくことは
とても重要なことだと思います。

「見守る」ということも
大切で必要なことですが、
今の様子をお聞きすると
少しかかわり方を変えてみる方が
よいかもしれません。

親御さんとしては
「もう中学生だからこれぐらいは…」
と思いたくなる気持ちもあると思うのですが、
気になる点だけでなく、
その中でも
できていることにも
注目していただければと思います。

実際の様子がわからず、
お聞きしている情報からの推測になってしまいますが、
「宿題には自分から取り組む」、
「寝ぐせがついていたり、忘れ物はあるものの
自分なりに準備をして遅刻せずに登校している」
という点は、
できていることとして評価してあげると
よいのかなと思います。

また、
周囲からは気づかない(見えない)ところで、
息子さんなりに工夫していることもあるかもしれません。

結果として
気になる行動になっているかもしれませんが、
そういった点についても
確認していただけないでしょうか。

気になる点については、
発達障害の特性として、
細かいところに注意を向けたり、
計画や見通しを立てることに苦手さがあるので、
「いつ、何を、どこで、どれだけ、
どのようにすればよいのか」
がわからないという状態かもしれません。

持ち物の確認については、
夜だけでなく朝の登校前にもする。

歯磨きのときに寝ぐせがないか確認する。

登校前にも玄関の鏡で身だしなみを確認する。

寝ぐせがあれば水やワックス、スプレーをつけて直す。

宿題以外にプリント学習に取り組む。

など、
先ほどの「いつ、何を、どれだけ、どのように」
という点を具体的に示したり、
息子さんと一緒に決めることで、
することが明確になり、
セルフチェック機能の強化にもつながると思います。

気になる点すべてを
一度に考えることは大変かもしれません。

息子さんと相談していただいたり、
優先順位を決めて取り組んでいただければと思います。



◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆



【セミナー・研修会などのご案内】

それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。



〇ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障害のお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。

日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。


主催:福井県発達障害児者支援センター スクラム福井

令和元年度
1月25日(土):小浜(サンサンホーム)
2月18日(火):敦賀(あいあいプラザ)
2月13日(木):勝山(すこやか)
2月18日(火):福井(福井市健康管理センター)

参加・ご利用時間は10:00〜12:00までのお時間となります。

※詳しい内容は詳細決まり次第
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
に掲載する予定です。



〇発達障害の理解と支援
〜学齢期・思春期における家庭や学校でのかかわり方〜
主催:福井県、スクラム福井、パラレルの共催
日時:2020年2月1日(土)09:30〜11:30(受付9:10〜)
会場:敦賀市プラザ萬象 小ホール(敦賀市東洋町1-1)
講師:藤岡 徹 先生(福井大学教育学部 准教授)
定員:100名 
(定員になり次第、受付を終了させていただきます)
参加費:500円(資料代として)

※詳しくは
スクラム福井HP 研修会のご案内
をごらんください。



〇発達協会主催
2020年 「春のセミナー」開催のお知らせ
発達障害・知的障害のある子どもへの理解、指導・支援法、
また保護者への理解・支援等について、
実践豊富な講師陣から学ぶセミナーです。
各セミナーは1日単位の開催で、1講座からお申し込みいただけます。
「心理検査」、「吃音や場面緘黙」、「あそび」、「愛着障害」といった
ニーズの高いテーマのほか基礎講座、
また「チック・トゥレット症、強迫性障害、摂食障害」「情動調整の発達」を
テーマにしたセミナーも新規開講いたします。
皆様のご受講を心よりお待ちしております。

対象
特別支援学校・特別支援学級・通級・通常学級、幼稚園・保育園、
児童発達支援・放課後等デイサービスの先生、
発達障害・知的障害のある子と関わるセラピスト、
指導員、保健師、ご家族など

2/1(土)
A WISC-を用いた評価法と指導・支援への活かし方
−報告書を書くときのポイントも含めて
B 応用行動分析から学ぶ療育の基礎
−コミュニケーションと行動面の課題を中心に

2/2(日)
C 大人に反抗する子をどう理解し、関わるか
−発達障害の二次的な問題、反抗挑戦性障害、愛着障害等、
その背景を知ることから
D 吃音や場面緘黙のある子どもの育ちを支える
−「話したいのに上手く話せない」子への対応

2/15(土)
E 「対応の難しい」保護者と、「不適切な養育」を受けた子どもへの支援
−発達障害のある子のケースを中心に
F あそびを通した発達支援−ソーシャル・スキルと感覚を中心に

2/16(日)
G 自己認知への発達支援
−「被害的な考え」「過剰な思い込み」等をする子への対応
H 不注意な子への理解と支援
−「集中困難・忘れっぽさ・過集中」のメカニズム

2/23(日)
I  愛着障害と発達障害−求められる支援とは
J  NEW! チック・トゥレット症、強迫性障害、摂食障害
−発達障害に併存しやすい障害について学ぶ
K NEW!情動調整の発達と情動・感情のコントロール
−レジリエンスも含めて

時間 受付 9:30〜 各日10:15〜16:20
受講料 各10,000円(税込)
<正会員、賛助会員は9,000円(税込)>昼食代は含まれておりません
会場 東京ファッションタウン(TFT)ビル
東館9階 研修室 東京都江東区有明3-6-11 
東京ビッグサイト駅(ゆりかもめ)徒歩1分
・国際展示場駅(りんかい線)徒歩5分
定員 各80〜250名(定員になり次第、随時締め切ります)

★お申込み方法
《申し込み》お電話・FAX・発達協会ホームページから、お申し込みいただけます。
・電話:03-3903-3800
・Fax :03-3903-3836
・HP :http://www.hattatsu.or.jp/

※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内
をごらんください。



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【その他のお知らせ】

〇不登校、ひきこもりに関する情報
その他、不登校、ひきこもりに関する研修等の情報は、
スクラム福井のHPにある、
ひきこもり支援についての
ページから閲覧ができます。
また、以下のリンク先からも直接閲覧ができます。

福井県 ひきこもり・不登校支援 情報サイト(福井県HP)
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shougai/hikikomorishien/hikikomorishien.html



〇福井医療大学からのお知らせ(学生からのメッセージ)
私たちは、
福井医療大学の3年生で
言語聴覚士になるための勉強をしています。

私たちは、授業の一環として、
福井県に推定約1万3700人おられる
発達障害のあるお子さんのご家族に対する支援の
企画を考えました。

福井県は三世代同居率が高いため、
発達障害のあるお孫さんと触れ合う時間が長い
祖父母の方が、
より発達障害について理解してくだされば、
お孫さんの特性をいかせるような
対応ができるのではないかと考えました。

しかし、祖父母の方に向けた発達障害の資料は少ないため、
今回この冊子を作成しました。

YouTubeにも動画を投稿していますので、
併せてご覧いただければ幸いです。

詳しくは、下記にて検索をお願いいたします。
福井医療大学HP ⇒ https://www.fukui-hsu.ac.jp
(新着情報・お知らせ欄を参照下さい)
YouTube ⇒ チャンネル名「福井医療大学言語聴覚学専攻」



〇ADHDのお子様を持つ母親へのペアレント・トレーニング
研究参加者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター

「たくさん褒めて育てたいのに、
つい叱ることのほうが多くなってしまう」

「わが子の行動の意味を知りたい、
よい関わり方が分からなくて困っている」

「子育てをより楽しむ方法を知りたい!」
そんな子育て中のお母さんをサポートするための

【ペアレント・トレーニング】

に参加してみませんか?

対象者:
ADHDの症状が顕著にみられる
6〜12歳(小学生)のお子さんを持つお母さん
条件:
全13回(週1回・約2時間)のプログラムに全て出席可能な方
親子パスタづくり(計2回)・インタビュー・アンケート
   
トレーニング内容:
・ADHDとは?原因や症状・治療について学ぼう
・お母さん自身のストレスとの向き合い方のコツを学ぼう
・ADHDのお子さんの行動に対する効果的な対処法を知り、実践してみよう
日程:2019年 11月から(参加者随時募集) 
   ※日程は後日要相談
研究協力費:全13回参加 全2回親子パスタ作り 17000円分の商品券
      

※詳しくは
http://www.med.u-fukui.ac.jp/CDRC/download/20180828_RISTEXrecruit.pdf
をごらんください。



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発行 福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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