トップ
イベント・研修
公募・募集
報告書・データ類
ビジネス
公的機関
県内企業
お役立ちリンク
メルマガ
ML
掲示板
メルマガの利用について
メルマガ一覧
メルマガの開設方法
利用者ガイド
開設者ガイド
管理者ログイン

バックナンバー

スクラムネット [目次に戻る]

スクラムネット メールマガジン

  • Date: Fri, 7 Apr 2017 18:00:01 +0900 (JST)

--------------------------------------------------------------------
メールマガジン スクラムネット No.59
--------------------------------------------------------------------
【配信元】福井県発達障害児者支援センター スクラム福井 


【もくじ】
1..... リレーエッセイ
前回に引き続き
社会福祉法人ウェルビーイングつるが
福田 晋介 理事長 より

2..... 保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント

3..... セミナー・研修会などの案内

4..... その他のお知らせ



◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆



暖かい春がやってきましたね。
桜も咲き始め、
新年度もスタートしました。

就学や就職をされて、
新しい生活が始まる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
今年度もどんどん
新しいことにチャレンジしていきたいですね。


それではメールマガジン スクラムネット、
59回目のリレーエッセイは
前回に引き続き

社会福祉法人ウェルビーイングつるが
福田 晋介 理事長 より
お送りさせていただきます。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆



【リレーエッセイ】

社会福祉法人ウェルビーイングつるが
理事長 福田 晋介

野坂の郷の建設まで
少し振り返ってみたいと思います・・・



1)敦賀の活動に向けて

子どもと共に通った名古屋の施設では、
本当にたくさんの事を
勉強させていただいたと思っています。

子供の療育や将来の展望、
そして施設の運営や建設のこと、
また日本にはたくさんの障害者の組織・団体があり、
そういった団体が
一生懸命に日本の福祉のことを考えていることなど、
私にとって始めて見る世界でした。

勉強を重ねる毎に、
どうして
敦賀にはこういった施設がないのだろうと、
名古屋への行き返りの車の中で、
涙がこぼれてくることが何回もありました。

また、
滋賀県にある信楽青年寮といった施設へ
泊まりこみで訪問し、
そこの支援者の方々と
自分たちの夢について、
時間を忘れて語り明かしました。

いつか敦賀にも
このような施設を作り、
自分の手で運営したいという夢を抱き始めました。



そんな夢と敦賀に帰ってきたときのギャップ、
「敦賀にはやく同じ思いの仲間を作りたい」
そんな思いから、
「かわら版」という
自分の思いや福祉に関する情報を発信するための、
それこそ「かわら版」を
2か月に1回発行して、
喫茶店に置いてもらったり
関係機関に配布しました。

また、
インターネット上でホームページを開設しました。

平成10年当時、
インターネットは徐々に広がりだしたところで、
ホームページを開設したとたんに、
日本国中に友達ができ、
親は何をすべきか、
自閉症の支援はどうしなくてはいけないかなど
専門の知識を、自宅にいても取得することが出来ました。

これなら、
日本にいろいろな方々にアドバイスを受けながら、
施設作りができると思いました。



次は、敦賀の現状把握です。

障害者の既存の団体は?
他に活動している団体はないか?
そして、
りょうを通わせる幼稚園はどこがよいか?

いろいろな選択が出てきました。


まず参加することから始めました。
福井県知的発達障害者育成会、
特別支援学級の親の会(新生会)、
日本自閉症協会福井支部と、
ただ単なる参加でなく
理事といった積極的な立場で参加しました。

就学まで通った保育園「つくしんぼ」。
この「つくしんぼ」は、
登校する小学校の下校後の学童保育の場であり、
保育園時代から通算して6年間通い、
りょうにとっては生活の一部となりました。

こういった輪がひとつひとつ広がり、
平成10年6月に
とびらの会(敦賀市自閉症児者・親の会)を立ち上げました。



2)ティーチプログラムとの出会い

とびらの会では、
映画上映や講演会、
さをり織のファッションショーを開催し
障害に関する啓発活動を行い、
また、夏には
気比神宮前の神楽商店街で開催している土曜縁日に出店したり、
バザー・廃品回収を行って、
施設建設資金作りを主にやりました。


そして、
障害の啓発運動を進める中で、
私はTEACCH(ティーチ)という考え方に出会いました。

TEACCHとは、
Treatment  and 
Educastion  of  Autistic 
and related  Cmunication  handicapped  CHildren  
の頭文字を並べた略語で、
「自閉症および関連するコミュニケーション障害の
子供たちのための治療と教育」というものです。

これは
アメリカのノースカロライナ州で研究・開発された
自閉症児者支援の公式プログラムです。

日本においても、
横浜や大阪、京都を中心に導入され、
大きな評価をえているところであります。
勿論、
このプログラムは障害者の個別プログラムを組む上で、
大変すばらしいプログラムです。

更にこのプログラムの良さは、
「障害者が生まれたときから、その人生を終える最後のときまで、
障害者をどのように一貫して支援したらよいか」
というところです。

障害者をどのように支えるシステムを作ったら良いのかという、
いつしか知らぬ間に
私の頭の中にやどった疑問に答えるものでした。

もっともっとこのTEACCHを知りたい、勉強したいという気持ちは、
日本のTEACCHの第1人者たちとの出会いにまで発展いたしました。
いつかこのプログラムの実践できる仕組みを作りたいという
施設作りへの思いは、
確信となっていきました。



3)行政へのアタック

重度の障害があるりょうを、
2人の姉たちと同じ学校に通わせてやりたい、
そんな当たり前の親の気持ちから、
就学前に姉たちの通う北小学校に
特別支援学級を作ってほしいと訴えました。

残念ながら
小学校に特別支援学級は出来ませんでしたが、
りょうが通うようになった小学校の先生や生徒、
そしていろんな方々に支えられて、
りょうは学校に元気に通いました。

また、
複式である特別支援学級では、
一人の先生で何人かの生徒を見ることがなかなか困難です。
敦賀市にお願いして、
先生を加配してほしいと要望もいたしました。
そのお願いも現在では、
敦賀市の予算で、学校の要望に応じて
特別支援学級に先生を加配できるシステムとなりました。

その間、
「かわら版」を同じ学校のいろんな方々に配り、
啓発運動を進め、
賛同者を増やしました。


そして、
行政に対する施設建設へのアタックは、
平成12年11月から福井県や敦賀市に対して始めました。

一ヶ月に一度の資料の提出と
施設建設の親の想い、
それは役所にとっては、
非常にやっかいなものだったのではないでしょうか。

「自分たちの想いをのせた施設建設は、
たとえ何年かかろうと、頑張って作ろう」と、
いつしか「とびらの会」の合言葉になっていました。

この間、
本当にいろんな方にお会いして意見を頂き、
そして親の想いをぶつけ、
勉強をさせていただきました。


そして平成13年9月、
敦賀市より「とびらの会」に、
敦賀市桜ヶ丘町に施設建設予定地を提供して頂きました。
障害の種別に関係なく
本当の障害者のための施設を設立すべき、
「野坂の郷設立準備委員会」を発足いたしました。

障害のある子供たちを支援するための施設が、
より現実的なものへと動き出した瞬間でした。




◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆



【保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント】

続いてお送りするのは
保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイントです。

園でのいろいろな活動のなかで、
保育士さんたちが気がかりになることも多いと思います。
具体的な支援法を身につけるために、
さまざまな事例を学習して取り込んでいくことも大切です。

以下事例を参考に、少しでもお役にたてていただければと思います。



Q:発達障害の診断がある・疑いのある
外国籍の園児・児童が在籍しています。
どのように支援していったらいいでしょうか?

またその保護者の支援についても知りたいです。



A:保育園や学校には、家庭の事情などによって、
外国籍の園児や児童が在籍しているところもあるかと思います。

その中には、
発達障害の診断があったり、疑いがあったりするお子さんも
いるのではないでしょうか。

外国籍と発達障害という場合、
言語や文化・考え方の違いと
発達障害の両方を理解したうえでの支援が必要になってきますよね。



1)園児・児童への支援について

日本語に慣れていない子たちもいるかと思います。
コミュニケーション、褒める言葉がけの工夫をしてみましょう。



「コミュニケーションについて」

視覚的な支援がわかりやすいのではないかと思います。
特に絵カードや写真を用いたやりとりなどは
良いかもしれませんね。

先生方もお子さんと同じ絵カードや写真を持っておき、
お子さんが何か言いたい様子であったり、
先生方から伝えたいことがあれば、
カードや写真を見せあいながら確認をとってみると、
お互いの言いたいことが伝わりやすくなるかもしれません。

最近では、
インターネットの無料翻訳機能を利用し、
簡単な単語を絵や写真の下に表記しておくと、
さらにわかりやすいかもしれないので、
活用してみてはいかがでしょうか。


また、
先生方が説明することがある時に注目してもらいたい時には、
言葉をかけただけでは、伝わりにくいと思います。
そこで、説明の前に
「今から話しますよ」ということを伝えると良いでしょう。

伝え方の方法として、
例えば肩をトントンと叩いて、
話している人の方を指さして注目させてみることも一つの方法です。
また、
肩を叩かれるのに抵抗を示す子であれば、
先生方が手拍子してみたり、
指人形など子どもさんの興味をひきそうなもので
注目してもらうことも効果的かもしれません。



「褒める言葉がけについて」

どんなお子さんも
褒めてもらえると嬉しいものです。

褒める時にも
「今のすごく良かったよ。嬉しかったよ。」
「Very good! 」
「Excelent!」など
声かけだけでも嬉しく感じ、
さらにやる気も起きるかもしれませんが、
言葉と同時に視覚的なサインがあると
よりわかりやすくなるのではないでしょうか。


例えば、
親指を立ててグッドサインをしたり、
ハイタッチしたり、
拍手したりすると、
さらに喜んで、やる気になるかもしれませんね。

ただ、
親指を立ててグッドサインは、
海外の文化によっては相手を侮辱するという意味もあるので、
子どもさんの出身国の文化を調べたうえで
使い分けた方が良いでしょう。



2)保護者への支援について

保護者は
「保育園や学校で子どもはうまくやっているだろうか?」と
不安な気持ちでいっぱいだと思います。

外国籍のお子さんであれば
不安な気持ちは強いでしょう。

大切にしたいこととして、
先生方と保護者との
情報共有の、説明の工夫が挙げられるでしょう。



「先生方と保護者との情報共有」

保育園や学校での子どもさんの様子を
文字や絵、写真にして伝えるとわかりやすいでしょう。


文字の場合、
必要なこと、これだけは伝えたいことについては、
保護者の理解できる言語を交えると、
よりわかりやすくなると思います。

また、
ご家庭での子どもさんの様子についても、
保護者から教えていただくと良いでしょう。

その際も
文字や絵、写真にすると
お互いが理解しやすいと思います。



「説明の工夫」

特に行事などへの参加については
配慮が必要になってくるかもしれませんね。

文化や習慣の違いもあり、
行事への参加に不安を感じている方もいるかと思います。

まったく参加できないというのも
お子さんにとっては寂しく感じてしまうかもしれません。


どのような行事なのかを説明するために、
前回実施の様子のDVDなどがあれば、
そのDVDを見ていただいたり、
おたよりで写真やイラストを交えてみてはどうでしょうか。


また
行事への参加に抵抗があれば、
無理に促したりせず、
どの形でどの範囲までなら参加できそうか
話し合ってみるといいかもしれませんね。



このようなことを工夫してみて、
障害の有無、国籍に関係なく、
お子さんや保護者が安心して生活できたらいいですね。




◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆



【セミナー・研修会などのご案内】

それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。



○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障害のお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。

日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。


主催:福井県発達障害児者支援センター スクラム福井

平成29年
5月10日(水):敦賀(パラレル)
5月11日(木):勝山(すこやか)
5月19日(金):福井(福井市保健センター)
6月14日(水):鯖江(アイアイ鯖江)
6月21日(水):越前(越前市健康福祉センター)
6月27日(火):あわら(あわら市保健センター)
6月30日(水):南越前(人材育成支援センター)
7月7日(金):福井(福井市保健センター)
7月12日(水):敦賀(あいあいプラザ)
7月13日(木):大野(結とぴあ)
9月13日(水):敦賀(あいあいプラザ)
9月14日(木):勝山(すこやか)
9月15日(金):福井(福井市保健センター)


参加・ご利用時間は10:00〜12:00までのお時間となります。
(南越前会場のみ9:30〜11:30までのお時間予定です。)

※詳しい内容は詳細決まり次第
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
に掲載する予定です。




◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆



【その他のお知らせ】

○「就コミュ」のご案内

就コミュ! は
インターネット上で
職場でのさわやかなコミュニケーションのポイントを
遊びながら学ぶサイトです。

国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」の
助成を受けて
日本設備管理学会 就労支援技術研究会にて
開発されたサイトです。

ゲームの主人公の立場で、
就職活動や職場でのコミュニケーションを疑似体験できます。
どのような話し方が相手に好印象を与えるか、
考えながらチャレンジしてみましょう。

就コミュのサイトは
http://www.syucom.org/ をごらんください。



○MRI検査の母とお子様の協力者を募集
福井大学子どものこころの発達研究センター
(福井大学医学部附属病院)では、
子育て中の『お母さん』が
意図せずとも発揮している『脳の働きの不思議』を
MRI検査で調べる脳科学研究への参加者を募集しています。 

※詳しくは http://tomoda.me/resources/Youikunou_MRI_recruit.pdf を
ごらんください。



◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


-------------------------------------------------------------
発行 福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
-------------------------------------------------------------

================================================================
■本メールマガジンは、ふくいナビメルマガ発行機能を利用しています。
 http://www.fukui-navi.gr.jp/
■購読の解除は、以下のURLからお願い致します。
 http://www.fukui-navi.gr.jp/mm_detail.php?ml=scrum-fukui
================================================================

ナビツール
メルマガ、ML、掲示板が持てる、使える。
メールマガジン メルマガで情報発信
メーリングリスト 初心者でも簡単運営!
掲示板 広告が入らない掲示板
ここがお勧め!
全メールでウイルスチェック
個人情報を開示しません
メールに広告が入りません
初めてでもらくらく運営
内容をデータベース化
困ったときでも身近でサポート
週刊!ふくいナビ
毎週月曜日、ふくいナビの情報の中からタイムリーな情報をメールでお届けします!
メールマガジンに登録する E-mail:
メールマガジンを解除する E-mail: